日常は爆発

2012年09月13日(木)
【疑うのではなく、自分なりに考えるのである。】










ジョゼフ・コニーという人物をご存知だろうか?









もっと言えば「KONY2012」という運動をご存知だろうか?









ジョゼフ・コニーとはアフリカのウガンダという国の人であり、現在世界最悪の犯罪者と呼ばれてる人物である。









ウガンダにて大量虐殺を繰り返し、子供を捕らえその手で両親を殺させる。そして女の子は性奴隷にし、男の子は少年兵として戦場へ。









耳を覆いたくなるような事ばかり。現在分かってるだけで40万人もの人々が殺され、4万人の子供達が誘拐されているらしい。









コニー自ら「霊媒」と名乗り「聖戦」の名の下に活動している。「麻原彰晃」なんて比じゃない。









そこへ今回、"Invisible Children"というNPO団体がYouTubeを使った30分間のコニーに関する映像を流した。









内容はウガンダにおいてのコニーの残虐性です。そしてコニーの名前をもっと世界中に広めようというものです。









この運動に早くも世界中から80万人もの人々がアクセスした。それは素晴らしいことだと感心させられました。









しかし。









この話のオチは別にあるようです。









まず最初にジョゼフ・コニーという人物は現在ウガンダにはおらず、近隣諸国にて悪事を働いているようです。そのためウガンダの映像を流し派兵するという目的は少しずれが生じています。









それを裏付けるように現在ウガンダでは平和への一歩を辿りつつあり、むしろ疫病の蔓延や食糧の確保などが求められています。









現地では派兵に何の意味があるのかという疑問しかありません。









もう一つはこの映像を制作した"Invisible Children"というNPO団体自体が怪しいらしい。









制作に多大な費用はかかっているだろうが、まず虐殺が1番活発だったのは7〜8年も前であり今更感は否めない。









現地からは反発の声も。扇動的な情報であり、一概に信用性に欠けるとのこと。









目的が不明確な点において何とも言い難い。









まあ、こんな情報社会において最も大切なことは、その情報をどのように受け取るのかということだろう。









何でもかんでも鵜呑みにしてしまうと、気づけばどっぷりとオカルト教団に浸かっているかも。









しかし、こんな滑稽なオチになるような映像だが、一度観てみる価値はあると思う。素直に世界が今どんなことになっているのかを知るために。









手を差し伸べられる人間になりたいものですね。









さてさて、









Say Goodbye Hello-★



















それが今回

02:13


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