知っておきたいインプラント

2018年12月18日(火)
【インプラント治療は多くのケー】
インプラント治療は多くのケースでとても有効ですが、デメリットも知った上で選択してください。


まず、他の歯科治療と比べても費用がかかることです。


難しいケースでは数十万円かかることもあり得ます。


加えて、治療が失敗して取り返しがつかない健康被害が起きる危険性も承知しておいてください。


本当に深刻な例では、治療が原因で死亡することも過去にはありました。


インプラントの特長として、安定した使用感が得られ、歯が取れる心配をせずにガムを噛めるのも、この治療の良さでもあります。


隣の歯の上に人工歯をかぶせるのではなく、歯根はねじのような形状で骨に埋め込まれており、歯が取れるのではと心配する必要はありません。


人工歯全体もどれほどガムを噛んでも傷まないほど強いものでもあります。


もちろん、キシリトールガムも大丈夫です。


インプラント埋入は外科手術なので、術後はしばらくの間、極力安静に過ごすのが無難です。


力のかからない日常生活ならば大丈夫ですが、明らかに負荷がかかるレベルの運動は避けた方が良いです。


傷口に負担がかかるほか、血行が良くなって出血が増える可能性もあります。


運動を毎日のように行っている方は、歯科医の意見を聞き、再開時期を話し合うと安心できます。


インプラントの手術してからしばらくの間、周囲の歯に違和感が出てくることがあるでしょう。


人工歯根を埋め込んだことで、その周囲の歯の神経が刺激され、反応が出たものでインプラントが落ち着けば、その反応も静まることがほとんどです。


別の原因が隠れていることもあり得るため、異変を感じた場合は間を置かず歯科医の診療を受けることに努めましょう。


インプラントは無くなった歯を再生できる夢の治療ですが、その処置が終わっても、その後のケアに手を抜いては意味がありません。


治療後の綺麗な状態を維持していけるかどうかは、治療後のメインテナンス次第なのです。


劣化させないための口内ケアを歯医者さんや衛生士さんが教えてくれますから、毎日欠かさず行うようにしましょう。


治療技術が進歩しても、結局大事なのは自分自身でのケアなのです。


さらに、インプラントにした部分には当然、自前の神経はないですので、普通なら感じるような口内の違和感にも鈍感になりがちです。


自分で気付きづらい分、定期的に歯医者さんで検診を受けるようにしましょう。


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