2020年01月20日(月) 【インプラントは、人工歯根と義歯をアバットメントで接続】 インプラントは、人工歯根と義歯をアバットメントで接続するものですが、一種類だけではなく、部品の接続形態によって以下に示す何通りかに分かれています。 アバットメントが人工歯根から分かれておらず、一体化しているのを1ピースタイプといいます。 それ以外に、これらが歯根部と支台部に分かれている2ピースタイプがあります。 この2ピースタイプはさらに、人工歯根にアバットメントを接続する部位の形で、これが凹面であるインターナルタイプと、凸面であるエクスターナルタイプに分かれますが、インターナルタイプの方が最近はメジャーになっています。 インプラントが固定され、義歯が不自由なく使えればインプラント治療も終わります。 それからも歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなければならず当然、その度に費用を支払います。 特に異常がなければ、三ヶ月に一回くらい歯科医に診てもらうことになります。 定期検診を受ける費用は基本的に保険が適用されるので三千円くらいかかります。 特に異常が起こらない限り、年に1万円か2万円の費用を支払うことになります。 人工歯としてのインプラントは永久に虫歯から免れますが、歯肉炎や歯槽膿漏は十分起こりえます。 インプラント治療は、治療そのものよりその後のケアが重要で、インプラントの土台を維持するために、毎日の歯みがきと定期検診やクリーニングを忘れることはできません。 けれども、万が一歯茎が腫れたり、インプラントの周りで出血があったりすれば歯周病の一種、インプラント周囲炎かもしれません。 自然に治ることはありませんので、至急歯科医にかからなければなりません。 耐久性の面で、インプラントはどうかというと、まだ定説になっていませんが、歯科医の指導に従い、メンテナンスを欠かさなければ本来の歯同様の耐久性を得られるというのが多くの意見です。 ということは、日頃のケアを欠かさなければ長期間の使用も問題ありませんが、ひとたびケアを怠ればインプラントの維持が難しくなってしまうという押さえが必要です。 人工物であるインプラントが虫歯になることはありませんがメンテナンスをしなくて良いと思ったら大間違いです。 インプラントを維持するためには、小さな異変でも放っておけませんし、食べかすを残しておくと歯茎の炎症を起こし歯周病になり、インプラントが脱落する可能性もあります。 自分の歯に対する手入れと同じで良いので必要なお手入れをきちんと指導してもらい、毎日のセルフケアを怠らないことが大切です。 そして、歯科医に指示された間隔で専門的なメンテナンスを受けてください。 05:48 w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |