知っておきたいインプラント

2016年05月04日(水)
【差し歯とインプラントはどう違うのでしょうか。】
差し歯とインプラントはどう違うのでしょうか。




決定的な違いは、差し歯は自前の歯が残っていなければ使えないことです。




差し歯は、天然の歯や歯根を利用して、そこに金属の土台を埋め込みます。




なので、完全に歯を抜いてしまった部分には、差し歯は利用しようがないということです。




さて、そこでインプラントですが、これは歯の土台となるあごの骨の中に、フィクスチャーなどと呼ばれる人工の歯根を埋め込み、その上に義歯を装着して固定するというものです。




差し歯と比べて高額なのは悩み所ですが、抜歯などで歯を失っている場合にも顎の骨に問題さえなければ利用できるのがインプラントの利点です。




失った歯を再生する治療は何種類もありますが、インプラント治療の問題点は失敗したとき、やり直しはほとんどあり得ないという点です。




入れ歯、ブリッジ、クラウンなどの義歯と異なりあごの骨にインプラントを定着させるので万一、人工物のインプラントと自分の骨が周辺組織によってなじむことなく骨の中にインプラントが埋まらなければ再手術を迫られ、はじめの手術時より、大きく骨を削る羽目になります。




インプラントの埋入も、骨を削るので埋入部分の周りで、神経を損傷するリスクは避けられません。




様々な条件によって、インプラント適用になるとは限らず、検査の段階で断られることもあります。




でも、断った理由として「あごの骨の強度や厚さが十分でない」だの「あごの骨の幅が足りない」ということならばもう少し粘ってみてください。




最新設備を駆使して、腕のある歯科医が治療すればそれまでインプラントは適用されなかったケースも治療できるところが増えてきました。




よく調べて、最先端の治療が受けられる歯科医院を探すことが必要です。




インプラント治療の終了は義歯が問題なく使えるようになったときですが、その後も指示された間隔で歯科医によるメンテナンスを受けなければなりませんから維持費がかかることを知っておきましょう。




標準的なケースでは、三ヶ月に一回程度は歯科医のチェックや衛生士によるブラッシング指導を受けます。




メンテナンスを受けるごとに支払う料金は基本が保険適用なので、あまり高額にはならず約三千円とみれば良いでしょう。




標準的には、一年に1万円から2万円程度の維持費を見込んでおいてください。




金属でできたインプラントを骨に埋め、周辺組織で固めるといっても、金属アレルギーの危険性はほとんどないのです。




人工歯根はチタンが多く、他の部分もセラミックや金などアレルギーを起こすことは極めてまれな素材でできているからです。




ほとんどのインプラント治療は保険がきかず、その全額が自費になるのが普通です。




ですから、経済的な負担を最低限にするためにも、金属アレルギーの患者さんは遅くとも手術の前までに、歯科医に確認しておくと治療や手術への心配がなくなるでしょう。


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