2016年06月15日(水) 【骨に人工歯根を埋め込んで義歯を被】 骨に人工歯根を埋め込んで義歯を被せるインプラントの耐久年数は生涯持つと言われることが多いのですが、現実には、治療終了後の定期的なメインテナンスや、手術を担当する歯科医師の技術にも左右されると言われています。 ろくに歯磨きもしないでいると、せっかくのインプラントもすぐに劣化してしまいます。 加えて、歯槽膿漏などの病気を起こしてしまうと、インプラントの土台となっている骨にも悪影響が出るので、その分、人工歯の寿命も短くなってしまいます。 現在、インプラントの人工歯根はチタンが多くなっています。 金属の中では、骨との親和性が高い方でアレルギーも起こりにくいとされています。 インプラント治療の適用には、頭部のCT検査をはじめ、様々な角度からのレントゲン、口腔内検査等、一通りの検査を行い、治療適用が妥当となったところで本格的な治療がスタートするので安全性を確認しながら治療を受けられます。 それから、治療後には、メンテナンスを継続することによって安全で、快適な使用が続くことを期待できます。 差し歯とインプラントはどう違うのでしょうか。 決定的な違いは、差し歯は自前の歯が残っていなければ使えないことです。 差し歯は、歯の上半分だけが無くなった場合に、残った下半分を利用して義歯を付けるものなのです。 歯根を含めて歯が無くなってしまったところには、差し歯は利用しようがないということです。 一方、インプラントは原理が全く異なります。 これは、あごの骨にドリルで穴をあけて、金属製の人工の歯根を埋め込み、そうして出来た土台の上に義歯を接続して固定するという技術です。 歯を丸ごと抜いてしまった場合でも、利用できるのがインプラントの強みです。 インプラントの技術が確立されてきた現在では、インプラントの専門医も登場し、失敗例は少なくなりましたが、確率は低いながら、今でも不具合の起こることはあります。 人工歯根とその上の義歯の接続が不十分で、歯がグラついて違和感を覚えるといった不具合が起こる可能性もあるのです。 そのようなトラブルの多くは、歯医者さんの経験不足のせいといえるでしょう。 技術が高く、インプラント手術に慣れている歯科医を選ぶことが大事だといえるでしょう。 入れ歯の装着に違和感があるという方、あるいは入れ歯だと見た目が気になるという方に選択肢としてインプラント治療があります。 人工歯根をあごの骨に埋め込む手術をして、その上に上部体という人工歯の部分をかぶせる治療で、保険適用の入れ歯よりもお高くなりますが入れ歯よりもはるかに自然な見た目で、自分の歯と同じように使えるので、食事も美味しいと思えます。 義歯でも、見た目や使用感を要求する方に向いています。 01:24 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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