2016年08月05日(金) 【インプラント治療では人工物を骨に】 インプラント治療では人工物を骨に埋入しますが、それによって金属アレルギーを起こすことはまずありません。 人工歯根はチタンが多く、他の部分もセラミックや金など金属アレルギーがほとんど起こらない素材を使っているためです。 インプラント治療に保険が適用されることはまずありません。 全額自費が当たり前のため、経済的負担は大きくなります。 ですから、不安を取り除くためにも、金属アレルギーを持つ患者さんは治療開始前に歯科医とよく話し合う方が治療や手術への心配がなくなるでしょう。 インプラント治療を始める前には、これまでの歯科や口腔外科での病歴を見直し、あごの骨に病気や障害がないかどうか確認してください。 これまでに歯周病とか顎関節症の経験があれば、治療以前にそちらの病気を完全に治すのは必須です。 さらに、美容整形を受けてあごの骨を削った患者さんもインプラント治療のリスクが増大します。 こうした病歴があっても、直ちにインプラント治療ができないわけではないためまずは歯科医に全て話しておきましょう。 インプラントは、人工歯根、アバットメント、上部構造などいくつかのパーツを組み合わせて行います。 その部品の接続構造により、以下に示す何通りかに分かれています。 インプラント(人工歯根)とアバットメントが一体である「1ピース・インプラント」、あるいは1ピースタイプと呼ばれるものと、分離型の2ピースタイプがあり、ほとんどのインプラントは2ピースタイプです。 二回法の施術には必ず2ピースタイプが用いられるわけですが、これはさらに人工歯根にアバットメントを接続する部位の形で、凸面(エクスターナル)タイプと、凹面(インターナル)タイプという二つの形式に分かれます。 この内、インターナルの方がアバットメントの接続が容易と言われています。 インプラントの技術が確立されてきた現在では、インプラントの専門医も登場し、失敗例は少なくなりましたが、それでも完全にゼロにはならないのが残念なところです。 上部構造(義歯)が人工歯根にしっかり接続されておらず、硬いものを噛むと歯がグラグラしてしまうというケースも稀に報告されています。 これは担当歯科医の技量の低さに起因することが多いといえます。 技術が高く、インプラント手術に慣れている歯医者さんを選択することが、インプラント成功のカギといえます。 チタンでできた人工歯根をあごに埋め込むのがインプラント治療ですが、チタンは骨になじんで比較的安定しやすいため、身近に使われることが多く、アレルギーも起こりにくいのです。 インプラント治療開始前にはCTや、レントゲン、口腔内検査といった頭部全体の一通りの検査を行い、治療適用が妥当となったところで本格的に治療をすすめていくので安全性を確認しながら治療を受けられます。 治療が終わったところで、重要なメンテナンスを継続することによって安全性が高まり、長く快適に使えるようになります。 20:06 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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