2016年09月16日(金) 【初めてインプラントの説明を聞】 初めてインプラントの説明を聞いた人は、差し歯とどう違うのか疑問に思うかもしれません。 読んで字の如く、歯の中に人工歯の土台を差し込むのが差し歯です。 歯や歯根の一部が残っている場合に、その上に金属の土台を埋め込むものです。 なので、完全に歯を抜いてしまった部分には、原理的に差し歯の施術は不可能なのです。 それに対して、インプラントというのは、インプラント体などと呼ばれる人工の歯根をアゴの骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を取り付けて固定するという施術なのです。 原則として保険は使えないので費用はかかりますが、自前の歯がない場合でも気にせず行えるのが最大の特長であるといえます。 インプラント治療も医療行為ですが、ほとんど全額自己負担で、健康保険は適用されません。 ただし、問題なく医療費控除を受けられます。 医療費控除は職場の年末控除の対象ではなく、個人で確定申告をして治療費を収入から引くことができます。 確定申告を行うときには、歯科医を利用したときに必ずもらう領収書がお金を払った証明になるのでなくしたり、レシートの印字が消えたりというミスがないよう他の医療費とともに、1年分をもれなく保管してください。 歯科では、一連の治療の中に保険適用と適用外が混在することもよくあります。 しかし、インプラントの場合、ほぼ全て保険適用外です。 保険がきけば治療を受ける方の数も増えるかもしれません。 それでも保険適用外なのはインプラントを作り、あごの骨に埋め込もうとすると保険適用が可能な他の治療方法よりも検査、土台となるあごの骨の管理、人工歯調整、手術とかなりの手間がかかるためです。 手術の前後には様々な処置が必要で、周囲の歯との力関係を調節するなど時間を要し、トータルの治療費用は高額になってきます。 治療の一部を保険適用にするだけでも、医療費はいっそう増えてしまい、社会保険料の値上げが心配されるので、今後も原則保険適用にはなりません。 徐々に市民権を得てきたインプラントですが、インプラントの処置後、前はしなかった口臭がするようになったということもままあるようです。 インプラントで見栄えがよくなってもこれでは意味がありません。 この原因としては、歯茎に埋め込んだ土台と義歯の間などに、溜まった食べ物が口臭の元となっていたり、天然の歯における歯周病と同様、インプラント周囲炎という炎症になっているケースもあり得るのです。 自分もそうかも、と思った方は、すぐに歯医者さんに診てもらいましょう。 言うまでもなく、インプラントにすれば虫歯になりませんが、お手入れを必要としないと考えてはいけません。 特に人工歯根に異変があったら、すぐに診てもらわなくてはなりません。 食べかすを残しておくと歯茎の炎症を起こし当然、歯肉炎や歯周病は起こり得ます。 自分の歯に対する手入れと同じで良いので歯科医や衛生士の指導に従って、毎日のセルフケアを怠らないことが大切です。 その上で、定期的に歯科医院でメンテナンスをしてもらえば完璧です。 06:18 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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