知っておきたいインプラント

2017年04月05日(水)
【入れ歯や差し歯に代わる新たな技術と言われる】
入れ歯や差し歯に代わる新たな技術と言われるインプラント。


使用年数は原則的には一生持つとされていますが、実際のところは、施術の完了後も欠かさずメンテナンスを行えるかどうかや、治療を担当した歯科医の腕にも影響されるようです。


当然、自分自身でも口腔内のケアを続けなければ、せっかくのインプラントもすぐに劣化してしまいます。


ケアを怠ると歯槽膿漏などの罹患の可能性もありますし、そうするとインプラントを埋め込んでいる顎の骨にも影響しますから、埋め込んでいるインプラントがグラつくなど、耐用年数にも影響が出ます。


基本的に全て自費治療となるのが、インプラント治療の現状です。


費用面で、治療を躊躇する方も多いのが当然です。


しかし、クレジットカードでボーナス払いやリボ払いが可能、デンタルローンなどの名称で信販会社が作ったローンを利用できる便利な歯科医院も多くなってきました。


手持ちの資金が十分でなくても、受けたい治療を受けることが十分可能になりました。


1本から2本の欠損した歯に対して、インプラントもブリッジも適用できますがいわゆるインプラント治療では、あごの骨に小さな穴を開けて、人工歯根を埋入し、歯根が固定されるのを待って義歯をかぶせます。


ブリッジ治療では、義歯をつけるために欠損歯の両隣を一周削って、上にブリッジをかぶせます。


見た目の問題を考えるとインプラントとブリッジを比較して、インプラントの方が良いと言えます。


ブリッジ治療では、両隣の歯は橋の支柱のように削ることになるというデメリットも承知してください。


歯科治療の中で、インプラントとクラウンの大きな違いは、歯根部が残っているかどうかの違いです。


虫歯などで義歯が必要になるケースでも、歯根部が損なわれていなければ上から冠のような形のクラウンをかぶせることが可能です。


抜歯した場合の選択は、もし、入れ歯を採用しない場合、歯根部の代用として、あごの骨に人工歯根を埋入するというインプラント治療が候補となります。


インプラント治療の成否を決めると言っても言い過ぎではないのが、どこの歯科医院、どんな歯科医に治療してもらうかです。


かなり専門性の高い外科的治療を要するので、成功例ができるだけ多い、経験を持つ歯科医の診療を受けるようにしましょう。


それにとどまらず、必要な費用についてきちんと話してくれる、院内感染防止のための方策を打ち出し、徹底しているどんなささいな疑問も解決に努め、口腔内の状態を説明してくれるなどのことも重要なチェックポイントになります。


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