2017年06月08日(木) 【他の歯科治療と、インプラント治】 他の歯科治療と、インプラント治療が大きく異なるのは失敗すると、やり直しが非常に困難な治療だということです。 義歯の中でも、入れ歯やブリッジと違い、人工歯根とあごの骨を結合させてしまうので時間をかけてもインプラントと骨の間に組織が形成されず、インプラントの定着がみられなかった場合、普通は再手術しか手段はなく、いったん削ったところをさらに深く掘ることになるのです。 また、あごの骨を掘ってインプラントを埋入するため、周辺の神経を損傷する危険性もあります。 インプラントは、人工歯根、アバットメント、上部構造などいくつかのパーツを組み合わせて行います。 各パーツがどのように繋がっているかによって、以下に示す何通りかに分かれています。 人工歯根からアバットメントまでが一つのパーツになっているものが1ピースタイプです。 他に、分離型の2ピースタイプがあり、ほとんどのインプラントは2ピースタイプです。 この2ピースタイプはさらに、人工歯根とアバットメントのプラットフォーム(接続部)の形状により、二つのタイプ(エクスターナル・コネクション、インターナルタイプ・コネクション)に分かれます。 この内、インターナルの方がアバットメントの接続が容易と言われています。 現状では、インプラント治療ができる歯科医院でも、全ての人に治療しているわけではなく検査の結果を見て、これ以上の治療はできないといわれることもあるでしょう。 けれども、その理由が「あごの骨に強度や厚みが足りない」とか、「あごの骨の幅が足りない」ということならばもう少し粘ってみてください。 最新の設備を備え、最新の技術を持った歯科医がいれば従来はできないといわれていた症例でも治療可能になっています。 あらゆる意味で最先端の治療が受けられるかどうか、手を尽くして探すことが必要です。 喫煙によって、インプラント治療が影響を受ける可能性はかなり大きいというべきでしょう。 インプラント治療には数ヶ月、あるいはそれ以上かかる覚悟をしなければなりませんが、埋入手術後、周辺組織が回復して、人工歯根とあごの骨がしっかりつながることが次のステップに進むための条件です。 そのプロセスにおいて、タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素、その他の物質は悪影響を及ぼすことはいうまでもありません。 インプラント治療のために何でもできると思うなら、治療が無事終わるまでの間と思ってがんばって禁煙に励みましょう。 インプラントの技術が確立されてきた現在では、インプラント治療の失敗や不具合はほぼ無くなってきましたが、確率は低いながら、今でも不具合の起こることはあります。 人工歯根とその上の義歯の接続が不十分で、食事の際にグラグラと動いてしまうというケースも稀に報告されています。 こうしたトラブルは、担当歯科医がインプラントに習熟していないことが要因となっています。 なるべくなら、インプラントを専門としている歯科を選ぶといいでしょう。 ネットのレビューなども参考になります。 07:42 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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