2018年07月01日(日) 【歯科治療の中でも、インプラント治療】 歯科治療の中でも、インプラント治療が難しいとされるのは、失敗してもやり直しできないことが多い点です。 入れ歯、ブリッジ、クラウンなどの義歯と異なり人工歯根とあごの骨を結合させてしまうのでインプラントと骨の間に自前の組織が形成されず、インプラントがしっかり固定されないというアクシデントがあれば再度、大がかりな手術を行って骨を大きく削り直すことになります。 埋入するのもリスクがあって、埋入部分周辺の神経損傷というリスクもあるのです。 近年市民権を得てきたインプラント。 人工歯の組成には、セラミックが用いられることが最も一般的だといえます。 セラミックの利点は、プラスチックの差し歯よりも硬く、歯磨きで劣化しないことですが、セラミックの人工歯を綺麗に形成できるかは、なんといっても歯科技工士のスキルによります。 美的センスに加えて、熟練したスキルが要求される作業です。 いわば一点一点がオーダーメイドですから、それだけ、セラミックの歯というものは歯1本につき10万円以上といった高額の費用になるのです。 全てのインプラント患者にとって、どのくらい費用がかかるか心配だと思います。 実際のところ、費用の総額は歯科医院や歯科医によって大きく異なります。 インプラント治療はほとんど自由診療のため、歯科医院の裁量で、治療費を決められるのです。 ただし、おおよそ相場は決まっています。 歯一本分のインプラントで、40万円前後が相場だと押さえておきましょう。 インプラント埋入手術では、人工歯根を骨に埋め込み、定着させるのでほとんどの患者さんは、手術後、多少の違和感があるといいます。 数日で腫れも引き、違和感も薄れてくるので腫れたところや、縫った糸が気になっても、触らないようにじっと耐えてください。 しかし、術後十日を経過しても違和感に変化がない場合や、痛みが激しかったり、腫れや出血が治まらなかったりする場合は、原因がどこにあるのか探り、適切な対応をすることが必要です。 こうなれば我慢は必要ありません。 すぐに診療を受けましょう。 歯科医の技量、患者の体調などの条件によって、インプラント治療も失敗のリスクはあります。 インプラント治療から起こりうる問題として、人工歯根や上部体(義歯)の脱落、使用中の破損などのインプラント本体に関わる問題、インプラントを埋め込んだ後、あごの骨や周囲の組織が腫れる、痛みが引かないなど身体的問題、手術によって、あるいは術後の炎症によってあごのラインが変わってしまうといった見た目の問題もあります。 問題が起こるリスクを軽減するためにも、歯科医はともかく慎重に決めてください。 03:24 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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