知っておきたいインプラント

2019年04月16日(火)
【技術の進歩した今では、インプラント手術を特に専門とす】
技術の進歩した今では、インプラント手術を特に専門とする歯科医もおり、トラブルは減りましたが、それでも完全にゼロにはならないのが残念なところです。義歯と人工歯根を繋いでいるネジ部分が緩んできたりして、噛んでいるとグラグラしてしまうなどといったトラブルの事例もあるようです。これは担当歯科医の技量の低さのせいといえるでしょう。
なるべくなら、インプラントを専門としている歯科医院を、ネットの口コミなども利用して選びましょう。インプラントとクラウンの決定的な相違は、義歯が自分の歯根に支えられているかどうかです。


虫歯などで、歯の損傷が激しくても、歯根部が損なわれていなければ冠状の義歯としてクラウンと呼ばれる義歯をはめ込んでいけます。
これに対し、抜歯した後は、入れ歯を避けたり、できなかったりすれば、歯根部の代用として、あごの骨に人工歯根を埋入するというインプラント治療が候補となります。


どうにかして、インプラントについての高い技術を備えた歯科医に出会おうとすれば、海外に渡ってでも治療を受けるというのもありえます。インプラントの治療技術が特に発展しているのは北欧諸国で、全世界から研修に訪れる歯科医がいるのです。
寿命の長い、しっかり噛める歯を望むなら、可能性を追求して、できる限りの情報を手に入れるしかありません。近年市民権を得てきたインプラント。人工歯の組成には、多くの種類がありますが、多くは義歯の表面にセラミックを用いるものです。セラミックとは要するに陶磁器であり、患者さん一人一人に合わせた綺麗な歯を作れるかどうかは、専門スタッフである歯科技工士の技術に左右されます。

熟練の技術に加え、審美性を求める芸術センスを必要とする、高レベルな作業なのです。これには大変な手間と時間がかかりますから、インプラントに用いるセラミックの義歯は、一本あたり数万円から十数万円という高い費用がかかるのです。外科手術を受けたわけですから、インプラント埋入手術の後は手術箇所が落ち着くように、安静に過ごすのが無難です。

日常生活には極端な制限はありませんが、負荷がかかる身体運動は避けた方が良いです。血行が良くなると、傷口から出血する可能性があります。


運動を毎日のように行っている方は、運動をいつ再開すべきか、歯科医と共通理解しておくと良いでしょう。


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