2019年11月18日(月) 【一口にインプラント治療といっても、3つのハードルを越】 一口にインプラント治療といっても、3つのハードルを越えなければなりません。 まず、人工歯根をあごの骨に埋入します。 あごの骨や周辺組織と人工歯根がなじむのを待ち、固まったことを確認してから、それからアタッチメントという連結部分をはめ込み、義歯をつける、という流れは皆さん変わりません。 人工物を骨に埋め込むのですから、組織が歯根の周りにできて骨に定着するまでには時間がかかり、この間、2ヶ月から6ヶ月、じっくり待っていることが大事です。 このため、インプラント治療を始めてから義歯を使えるようになるまで、全部で3ヶ月から10ヶ月かかることを覚悟しましょう。 歯茎を切り開いて、あごの骨に穴を開けるといえばかなりの痛さを想像してしまうでしょう。 どこの歯科医の手術でも、強い痛みを感じることはないと思ってください。 局所麻酔とは言え、しっかり効いたのを確認してから埋入手術を始めるためです。 麻酔が切れれば、処置の仕方によって痛みが出てくるケースもありますが、痛み止めの頓服薬を処方されることが多く、長い間痛みに苦しむことはほとんどないと言えます。 新たな歯科医療の形として期待が持たれるインプラントですが、治療を受けるにあたって、歯茎が腫れてくるのではと気にされる方も多いでしょう。 その点は、担当医の技量に加え、免疫力の低下など、体調の影響も如実に受けるので、どうなると言い切ることはできず、結局は人それぞれで異なると言うしかありません。 歯科で鎮痛剤の処方を受け、腫れた部位を冷やすなどしても、なお数日にわたって痛みが続いているなどの場合は、直ちに歯科で診てもらってください。 インプラント治療を受けたい方のネックにもなっていますが、治療はほぼ保険適用されません。 今後もおそらく保険はきかないでしょう。 なぜならインプラント治療と一口に言ってもブリッジや入れ歯など、保険適用ができる治療と比べて時間も手間もかかるからです。 インプラントをあごの骨に埋め込むだけでなく、インプラントが周りの歯の間で落ち着くまでにも時間がかかり、治療全体に医療費がずいぶんかかるのです。 もしこの治療が保険適用だったら、結局は健康保険の赤字が増えてしまうので、保険の適用は拡大しません。 一般的にはインプラント埋入手術を日帰りで行います。 使われるのは部分麻酔で、入院することはめったにありません。 出血が止まりにくい病気や、循環器系の持病がある場合は、入院して手術しなければならないケースもあります。 あるいは、インプラントの土台になるだけの厚みを持った骨がない場合、埋入手術以前に、骨の厚みを増す手術をしなければなりません。 腸骨などの自家骨を採取し、骨が薄いところに移植するという手術では、大がかりな手術を入院して受けることもあります。 もし、自分が該当すると思われるなら治療は主治医とよく話し合い、計画的に進めていってください。 00:18 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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