知っておきたいインプラント

2020年04月20日(月)
【歯科医の宣伝で、インプラント治療を】
歯科医の宣伝で、インプラント治療を掲げるところも増えてきました。


何らかの原因によって歯の欠損が生じたとき、代わりにあごの骨に埋め込んだ人工の歯を作ることだと考えてください。


歯の欠損には、昔からブリッジや入れ歯が使われてきましたが、インプラントは歯の根元が骨に埋まっているので残った歯と同じような使用感があり、手入れしながら、長い期間使うことができます。


インプラント治療には健康保険が全く適用されないので、治療費がかかってしまうことも知っておきましょう。


インプラント治療の終了は義歯が問題なく使えるようになったときですが、その後も指示された間隔で歯科医によるメンテナンスを受けなければなりませんからその費用もみておかなければなりません。


普通は、三ヶ月に一回のペースで歯科医のチェックや衛生士によるブラッシング指導を受けます。


メンテナンスの費用は基本が保険適用なので、あまり高額にはならずたいていは三千円程度に収まります。


従って、年間1、2万円くらいのお金がかかると見積もっておきましょう。


インプラントとクラウンがどう違うかというと、義歯が自分の歯根に支えられているかどうかです。


虫歯などで、歯の損傷が激しくても、歯根部が残せれば冠状の義歯としてクラウンと呼ばれる義歯をはめ込んでいけます。


これに対し、抜歯した後は、もし、入れ歯を採用しない場合、失った歯根を補うため、人工歯根を埋入する方法であるインプラントを用いた治療になります。


インプラント治療を始める前にチェックすることとして、あごの骨が治療に耐えられるかどうか調べてください。


特に要注意なのは歯周病や顎関節症で、まずそちらを治療して、インプラント治療ができるあごの骨を確保する問題が生じます。


また、美容整形であごの骨に手を加えた方もインプラント治療のリスクが増大します。


今は、このような病歴があるからといって治療できないといわれる可能性は低いため歯科医とよく話し合うことを心がけましょう。


入れ歯や差し歯に代わる技術として注目されているインプラント。


その義歯には、多くの場合、セラミックが使用されています。


セラミックの利点は、プラスチックの差し歯よりも硬く、歯磨きで劣化しないことですが、患者さん一人一人に合わせた綺麗な歯を作れるかどうかは、歯科技工士という専門スタッフの経験と技量が影響してきます。


高い技術はさることながら、芸術的なセンスまでもが必須になってきます。


当然、一つ一つの義歯の作成には時間もかかるので、それだけ、セラミックの歯というものは従来の金歯よりも高額になるのです。


18:48


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