2020年08月20日(木) 【金属でできたインプラントを骨に埋め、】 金属でできたインプラントを骨に埋め、周辺組織で固めるといっても、インプラントが金属アレルギーで入れられないことはまずありません。 人工歯根は外科に使われるボルトやねじと同じ素材が使われています。 チタンの他、セラミック、金といったアレルギーをきわめて起こしにくい素材から作られています。 インプラント治療は基本的に保険外治療で全額自費を覚悟しましょう。 余計な負担や不安を減らすために、金属アレルギーがある患者さんはアレルギーの可能性について、治療を始める前に歯科医に話しておくと不安や誤解がないでしょう。 インプラント治療はどのような流れかというと、3つの段階に分けられます。 まずは人工歯根をあごの骨に埋め込みます。 人工歯根があごの骨、及び周辺組織と結びつき、固まるのを待って、歯根と義歯の間をつなぐアタッチメントをつけ、義歯をかぶせれば使用可能です。 というプロセスをたどります。 長くかかるのは、二番目の人工歯根の定着で、この間、2ヶ月から6ヶ月、じっくり待っていることが大事です。 仮歯を取って、義歯を入れるのをゴールと考えると、治療開始から全部で3ヶ月から10ヶ月かかることを覚悟しましょう。 様々な条件から、普通のインプラント治療は困難とされ、限られた歯科医の治療を受けようとすれば海外で治療を受けることも考えるべきです。 北欧諸国はインプラント先進国といわれ、全世界から研修に訪れる歯科医がいるのです。 インプラント治療で、失った歯を取り戻すためにはすぐにあきらめることなく、全力で、あらゆる方面から情報を集めてみるのが成就への第一歩です。 治療を始める前に必ず知るべきことですが、インプラント治療は治療費を確保してから始めなければなりません。 場合によっては、保険診療にもできるようですが、厳しい条件を満たさなければならず、治療のごく一部しか保険適用にならないのが高額の負担を避けられない理由です。 安くできるケースで十数万円、高価な材質を選ぶなどで治療全体で、その数倍の費用が必要になることを肝に銘じておかなければなりません。 歯科では、一連の治療の中に保険適用と適用外が混在することもよくあります。 しかし、インプラントの場合、ほぼ全て保険適用外です。 保険がきけば治療を受ける方の数も増えるかもしれません。 それでも保険適用外なのはインプラントを作り、あごの骨に埋め込もうとすると他の人工歯を使った治療に比べて手間がかかるとともに、設備や技術が求められ、どこでもできる治療ではないからです。 あごの骨に穴を開けてインプラントを埋入し、インプラントと周りの歯がなじんで上手く噛めるようになるまで時間もかかるので時間に見合った医療費がかかります。 もしこの治療が保険適用だったら、医療費はいっそう増えてしまい、社会保険料の値上げが心配されるので、今後も原則保険適用にはなりません。 04:18 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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