2020年09月02日(水) 【インプラント治療を始める前には、これまで】 インプラント治療を始める前には、これまでの歯科や口腔外科での病歴を見直し、インプラントの土台となるあごの骨に問題がないか調べてください。 とりわけ、歯周病や顎関節症がある場合、治療を始める前に既往症を完全に治しておく問題が生じます。 それから、美容整形や外傷といった、あごの骨に手を加えた経験がある方も治療が事故につながる可能性があります。 ただし、これらの既往症があっても治療の可能性はゼロにはならないので歯科医とよく話し合うことを心がけましょう。 歯科では、一連の治療の中に保険適用と適用外が混在することもよくあります。 しかし、インプラントの場合、ほぼ全て保険適用外です。 保険が適用されればありがたいのですが、インプラントを作り、あごの骨に埋め込もうとするとブリッジや入れ歯など、保険適用ができる治療と比べて時間も手間もかかるからです。 インプラントを埋め込む手術前後の処置や、周囲の歯との力関係を調節するなど時間を要し、トータルの治療費用は高額になってきます。 それではどこまで保険適用にするかも難しい問題で、結局は健康保険の赤字が増えてしまうので、保険の適用は拡大しません。 インプラント治療を始めるとき負担に感じるのは、費用の問題も大きいと思います。 おおむね保険適用外で、全て自由診療になることが当たり前ですからインプラントの数や、義歯等素材を選べる部分の選択によっても費用の差はかなりありますし、自由診療なので、歯科医院ごとに思いの外費用は違ってきます。 そして、定期検診にも費用がかかってくるという点にも注意が必要です。 インプラント埋入手術では局所麻酔を使います。 入院して手術することはまれです。 ただし、糖尿病や心疾患など、麻酔や出血に関わる持病がある場合は安全を期すため、入院を求められることもあります。 あるいは、インプラントの土台になるだけの厚みを持った骨がない場合、埋入手術以前に、骨の厚みを増す手術をしなければなりません。 自分の骨を採取して、骨が薄い箇所に移植するケースでは、大がかりな手術を入院して受けることもあります。 これらのどこかに当てはまる方は治療が他よりも長い期間にわたることを知っておくべきです。 混同されることの多いインプラントと差し歯。 何が違うのでしょうか。 まず、差し歯は歯の土台が残っている場合にのみできる施術です。 自前の歯根に土台を埋め込み、歯冠部を被せるものです。 当然、歯が全く残っていない状態では、原理的に差し歯の施術は不可能なのです。 では、インプラントの場合はどうでしょうか。 インプラントは、インプラント体などと呼ばれる人工の歯根をアゴの骨の中に埋め込み、そうして出来た土台の上に義歯を接続して固定するという技術です。 原則として保険は使えないので費用はかかりますが、自前の歯がない場合でも義歯を作れるのが、インプラントの利点なのです。 12:18 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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