2021年02月04日(木) 【歯科医によっては、この患者にはインプラント治療】 歯科医によっては、この患者にはインプラント治療を適用できないとして検査の結果を見て、これ以上の治療はできないといわれることもあるでしょう。 ですが、理由に挙げられたのが「骨の量が足りない」などや、「インプラントを埋入し、義歯を支えるだけの骨の幅がない」であったとするならもう少し粘ってみてください。 最新の設備を備え、最新の技術を持った歯科医がいれば従来はできないといわれていた症例でも治療できるところが増えてきました。 現状での最先端治療が受けられるよう、できる範囲で探すことが必要です。 人工歯の中でも、インプラント治療はほとんど保険が適用されません。 保険がきけば治療を受ける方の数も増えるかもしれません。 それでも保険適用外なのはインプラントを入れるという一連の治療は保険適用が可能な他の治療方法よりも検査、土台となるあごの骨の管理、人工歯調整、手術とかなりの手間がかかるためです。 あごの骨に穴を開けてインプラントを埋入し、インプラントと周りの歯がなじんで上手く噛めるようになるまで時間もかかるので時間に見合った医療費がかかります。 全面的に保険がきくことにしてしまうと、医療費はいっそう増えてしまい、社会保険料の値上げが心配されるので、今後も原則保険適用にはなりません。 歯科治療のインプラントとブリッジ、どこが違うかといえば、いわゆるインプラント治療では、あごの骨に小さな穴を開けて、人工歯根を埋め込んでその上に義歯をかぶせます。 ブリッジ治療では、義歯をつけるために欠損歯の両隣を支柱のように削り、上からブリッジをかぶせるのです。 口を開けたところを見れば多くのケースではインプラントが優るというべきでしょう。 先に書いたように、ブリッジ治療では、問題のない歯を削らなければならないという覚悟もしなければなりません。 インプラント治療を検討している方、大事なのは自分にとって一番良い治療をしてくれる歯科医を見つけることです。 治療に必要な技術を身につけていることはもちろんですが、手術に至るまでの検査や治療、術後のアフターケアなどの点で歯科医がどのような技量を持っているかで大きく違ってくると言うべきです。 インプラントは、他の治療に比べても、歯科医による結果の差が大きい治療法なのは明らかで、良く検討した上で、歯科医を選ぶことが治療全体の大きな部分を占めます。 徐々に市民権を得てきたインプラントですが、インプラントの処置後、以前と比べて息のニオイが気になるという話もままあるようです。 義歯なのに本物の歯より臭うの?とお思いの方もいるでしょう。 これには、歯茎に埋め込んだ土台と義歯の間などに、溜まった食べ物が口臭の元となっていたり、インプラント粘膜周囲炎や、それがさらに悪化したインプラント周囲炎になっている場合もあり、単なる口臭と侮れません。 こうした症状に気付いたら、一刻も早く、インプラント治療を行った病院に行くべきでしょう。 03:12 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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