知っておきたいインプラント

2021年10月01日(金)
【多くのメリットを知られるインプラント治療。】
多くのメリットを知られるインプラント治療。


でも、マイナスの部分も理解しておきましょう。


最大のデメリットは費用が高額になることです。


高くついた場合、数十万円にもなることもあり得ます。


そして、治療にミスや失敗があるとかなり深刻な問題が起こることもある危険性も承知しておいてください。


まれな症例として、治療によって死亡したケースもありました。


1本から2本の欠損した歯に対して、インプラントもブリッジも適用できますがインプラント治療は、あごの骨を削って穴を開け、人工歯根を埋入し、歯根が固定されるのを待って義歯をかぶせます。


ブリッジ治療では、橋桁状の義歯をつけるために、両側の歯を柱状に削り、ブリッジをかぶせるのです。


治療後、一見した感じでは、インプラントとブリッジを比較して、インプラントの方が良いと言えます。


先に書いたように、ブリッジ治療では、問題のない歯を削らなければならないという辛い面があります。


インプラント治療で人工歯根の上に装着する人工歯には、多くの種類がありますが、多くは義歯の表面にセラミックを用いるものです。


陶器で人工歯を形成するので、変色や腐食がない利点がありますが、自前の歯と遜色ない見た目を実現できるかどうかは、歯科技工士という専門スタッフの経験と技量が影響してきます。


高い技術はさることながら、芸術的なセンスまでもが必要不可欠です。


当然、一つ一つの義歯の作成には時間もかかるので、それだけ、セラミックの歯というものは従来の金歯よりも高額になるのです。


歯科医によっては、この患者にはインプラント治療を適用できないとして失敗の可能性が高いため、治療できないといわれることもあるのです。


でも、断った理由として「あごの骨の強度や厚さが十分でない」だの「あごの骨の幅が足りない」ということならば治療をあきらめるのはまだ早いのではないでしょうか。


最新の設備を備えた歯科医院で、技術を持った歯科医にかかればかなり困難なケースでも治療は決して不可能ではありません。


通える範囲で、できるだけ最先端の治療を提供している歯科医院を探すことを勧めます。


インプラント治療を始める前にチェックすることとして、インプラント埋入にあごの骨が耐えられるかどうか知る必要があります。


これまでに歯周病とか顎関節症の経験があれば、治療以前にそちらの病気を完全に治す問題が生じます。


美容整形や外傷などで、あごの骨を削った経験がある方も治療にかなりの危険が伴います。


こうした病歴があっても、直ちに治療できないといわれる可能性は低いためきちんと歯科医に相談することが大事です。


09:18


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