二人三度目の冬が来て
街ゆく人々は雪降る空みあげてる
人混みの中であなたの後ろ姿
僕は駆け足であなたのもとへと
鮮やかに彩られた風景の後に
静かな海岸へ
あどけない笑顔で笑う君
その笑顔が夕日に染まる
この心に咲いた 恋のつぼみは
咲かせてみせます 艶かに綺麗に
まだ小さいけれど 優しく包み
咲かせてみせます もう一度
街は白く光っていて 雪に埋もれた
花を僕は見下ろしてる
僕はどんなに埋もれていても
あなたがそばにいるだけで温かいの
この場所にいるとあの時に
還れた気がするんだよ
たばこをふかし笑う僕
その背中で 星は流れる
どんなにこの声が枯れたてしても
届けてみせます この思いだけは
まだ聞こえなくても 優しく包み
届けてみせます もう一度
心の奥で降る雪だけ
僕と君との間にそっと溶けていって
この心に咲いた 恋のつぼみが
枯れないように あの時のように
まだ小さいけれど 優しく包み
咲かせてみせます
信じてもらえなくても 僕はここで
あなたを待ちます どんなに寂しくても
大切な人は この僕が
守ってみせます
あなただけを…
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